SIerからWeb系に転職したやつの日記

タイトルの通り大手SIerからWeb系に転職した、世間一般的には変な奴のブログです。技術的な成長記録を書いていこうと思います。筆者とともに成長するブログです。今は初心者のような内容しか書いてませんが、そのうち上級者のようなブログになってるはずです。

Windowsが入ってた実機にUbuntuをインスコしてからVSCodeを動かすまで

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どうもです。 最近MacLinuxに慣れてきたせいか、Windowsに嫌気が差してきた今日この頃です。

というわけで昔使っていたWindows機にUbuntuを入れてみたのでちょっとまとめたいと思います。

スペック

まずは今回の対象となった実機のスペックについてです。

メーカー:MouseComputer

プロセッサ(CPU):Intel® Core™ i5-4210M CPU @ 2.60GHz × 4

メモリ:8GB

OS:Windows10 Home 64bit

Storage:HDD 500GB

HDDってのもあるし、単に他のPC(母艦デスクトップ、Surface、MacBookPro)が高スペックでサクサクすぎるのもあり、遅く感じるし、単純に使わないし我が家にこいつの居場所がなくなったのでUbuntuを入れてみよっかなー。というのがきっかけです。

実は過去にVMUbuntuインスコしたことがあったので、どんなもんなのかはなんとなく知ってました。

regpon.hatenablog.com

なのでインスコ自体はそんなに抵抗もなくすんなりできちゃいました。

ざっくりとした手順

色んなサイトでまとめまれているのでざっくりと手順だけまとめます。

1. USBメモリUbuntuのイメージを焼く

以下のサイトからイメージをダウンロードします。

Ubuntuの入手 | Ubuntu Japanese Team

USBメモリにISOを以下のツールなどを使って焼きます。(色々あるのでお好みのものを使ってください)

Rufus - Create bootable USB drives the easy way

2. BIOSの設定でBootの優先順位を変更

UbuntuのISOを焼いたUSBメモリを指した状態でBIOS画面を開き、Bootの優先順位をUSBメモリを1にする。

同じくBIOS画面にてSecureBootをDisableに変更。

その後変更を保存して端末を再起動。

BIOS画面の開き方はOSやハードメーカーによって異なるので調べてみて下さい。ただ、Windows10の場合は、

Windowsキー>設定(歯車ボタン)>更新とセキュリティ>回復>PCの起動をカスタマイズす>「今すぐ再起動」ボタン>再起動

再起動後>トラブルシューティング>詳細オプション>UEFI ファームウェアの設定

BIOS画面に行きます。めんどくさいですね。。。

3. あとは画面に沿ってインストールするだけ

USBでBootができたらおそらく4つくらい選択肢のある真っ黒い画面に行くので、すぐに上から2番めの「Install Ubuntu」を選択しましょう。

その後は画面に沿って進むだけです。

どうしてもわからなければこの記事がよくまとまっているのでこちらをご参考にどうぞ。

参考:

eng-entrance.com

今はUbuntu 18.04でちょっと新しくなってるので若干画面は違うかもしれませんがほぼやることは一緒です。

4. インストール後

おそらくインストール後に色々勝手にアップデートが走って、再起動されると思います。 再起動が終わったらUSBを抜いて、最低でも以下のコマンドを流しておきましょう。

ctrl + alt + T で端末(Macでいうターミナルというコンソール)を起動できますので、基本的にコマンドはすべてここで実行します。

sudo apt update
sudo apt upgrade

これで大体のパッケージは最新化されたはずです。

コマンド実行についてよくわからない方はこちらをどうぞ。

regpon.hatenablog.com

おまけ

あとは好みのものをインストールしたりして環境を構築しましょう。

もし、開発したりするならgitを入れてもいいですね。

sudo apt install git

自分はMacで開発するときVisual Studio Codeというエディタを使ってるのですが、なんとUbuntuにもインストールできました!!

まずはcurlをインストールしましょう。おそらく今後たくさん使います。

sudo apt install curl

そんで、VSCodeリポジトリとキーを落としてインストールできる状態にしちゃいます

curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | gpg --dearmor > microsoft.gpg
sudo mv microsoft.gpg /etc/apt/trusted.gpg.d/microsoft.gpg
sudo sh -c 'echo "deb [arch=amd64] https://packages.microsoft.com/repos/vscode stable main" > /etc/apt/sources.list.d/vscode.list'

あとはパッケージキャッシュを最新化してインスコです。

sudo apt-get update
sudo apt-get install code

これでインスコ終了です。

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余裕で使えました!

まとめ

いかがですか?

HDD機ですが、めっちゃサクサク快適です。

しかも意外といろんなソフトウェアが動くし、Office互換のソフトもデフォルトで入ってるのでいよいよWindowsいらないんじゃないかなってなってきました。(言い過ぎ)

あとセキュリティ面でもLinux系のOSは優れてます。

理由は2つあって、 ユーザ数が少ないから標的にされにくい。

更新が早い。

という点が大きいですね。特にUbuntuはデフォルトだとrootでのログインは禁止されている(sudoでの実行のみ)ので不正にログインされてもできることがあまりないので影響が少ないです。

そういった点からもLinuxって素晴らしいなぁと思います。

実機でLinux機が我が家に誕生したので本格的にいろんな構築ができそうです!

もしかしたらこいつも気づいたらCentOSになってるかも・・・?

ではまた!