iMac Proと自分のマシンを戦わせてみた
最近よくYouTuberがiMac Proのフルスペックカスタマイズを購入している動画を見ました。
上の動画は別に見なくてもいいです。
なんとフルスペックにすると総額約1,600,000円程するみたいです。
今日はそのiMac Proと自分の自作PCのスペックと価格を比較してみたいと思います。
まずは敵を知るためにホームページで確認しました。
www.apple.com
※本記事は独断と偏見で書いてますのであまり本気で受け止めないでやってください。
比較
標準スペックは558,800円(税別)。
正直この時点で高すぎると思ってしまうのは私だけ・・・??
そしてフルスペックにすると、(有料ソフトウェアとディスプレイのマウントアダプタは入れてません)1,476,600円(税別)
税込みにすると
標準:603,504円
フル:1,594,728円
となりました。
対して、我がマシンはここに記載されている項目とマザーボード、ディスプレイなど全部込みで140,000円ほどです。
作成してから2年ほど経過しましたが、いまだに大満足のスペックです。
詳細な比較のために表を作ってみました。
項目 | 我がマシン | iMac Pro(標準) | iMac Pro(フル) |
---|---|---|---|
CPU | 4.00GHz 4コアIntel Core i7-6700K プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.2GHz) | 3.2GHz 8コアIntel Xeon Wプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.2GHz) | 2.3GHz 18コアIntel Xeon Wプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.3GHz |
メモリ | 32GB 2,400MHz DDR4(8GB×4枚 ECC) | 32GB 2,666MHz DDR4 ECCメモリ | 128GB 2,666MHz DDR4 ECCメモリ |
ストレージ | 250GB(SSD) + 500GB(SSD) + 2TB(HDD) | 1TB SSD | 4TB SSD |
グラフィックボード | GeForce GTX 960 (2GB GDDR5) | Radeon Pro Vega 56(8GB HBM2メモリ搭載) | Radeon Pro Vega 64(16GB HBM2メモリ搭載) |
マウス | エレコム ワイヤレスマウス Bluetooth BlueLED 5ボタン | Magic Mouse 2 - スペースグレイ | Magic Mouse 2 + Magic Trackpad 2 - スペースグレイ |
キーボード | マイクロソフト キーボード ワイヤレス/人間工学デザイン Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006 | Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語 - スペースグレイ | Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語 - スペースグレイ |
合計 | ¥140,000 | ¥603,504 | ¥1,594,728 |
こんな感じですね。
これらを踏まえてiMac Proと6回勝負してみました
CPUで戦う
我がマシン | iMac Pro(標準) | iMac Pro(フル) |
---|---|---|
4.00GHz 4コアIntel Core i7-6700K プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.2GHz) | 3.2GHz 8コアIntel Xeon Wプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.2GHz) | 2.3GHz 18コアIntel Xeon Wプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.3GHz |
CPUの性能などはやはりコア数でかなり遅れをとってますね。
いずれIntelの第9世代が出たら買おうかなw
いや、ベンチマーク見てにやける以外に使い道あるかな?
18コアってすごいね・・・。マジで何に使うんだろう。。。使い道がわからない。
動画編集なんかには間違いなく使わないと思うし。。。
追記:
よく考えたら動画編集とかでエンコードする場合はその恩恵をダイレクトで受けますね。
まぁそれもアプリ側がそんだけのコア数に対応してるような考慮がされてるかどうかですけど。
ということで我がマシンの負け
メモリで戦う
我がマシン | iMac Pro(標準) | iMac Pro(フル) |
---|---|---|
32GB 2,400MHz DDR4(8GB×4枚 ECC) | 32GB 2,666MHz DDR4 ECCメモリ | 128GB 2,666MHz DDR4 ECCメモリ |
128GBのメモリってもうサーバですねwこんなのどうやって使い切るんだろう。
これまた3D画像とかじゃないとなぁ。3Dシミュレーターとかならこれくらい使うかな?いや、足りないかも。
私の場合は秋葉原で8GB×4枚で確か20,000円弱で買った気がします。
当時はめっちゃ安かったです。
メモリを32GBも積んでいる理由は、仮想マシンでゴリゴリ環境を作ったりする予定だったのでメモリは豊富に積んでおきました。
前職ではWindows環境なのでWindows Serverを動かしてました。あいつ、メモリ食うんですよね。それもあってLinuxを触ってから一番感動したのは軽さでした。
ubuntuには今余裕をもって8GB与えてます。
ということで我がマシンの勝ちw
コスパがいいのでw
ストレージで戦う
我がマシン | iMac Pro(標準) | iMac Pro(フル) |
---|---|---|
250GB(SSD) + 500GB(SSD) + 2TB(HDD) | 1TB SSD | 4TB SSD |
ストレージもそんなに遜色ないんじゃないですか?
Cドライブ用に250GBのSSD
開発とか用のDドライブに500GBのSSD
写真とか音楽とか保存用に2TBのHDD
なかなか理にかなってるかなと思ってます。強いて言うならCドライブとDドライブのSSD逆でもよかったかなぁってくらいですかね。
ちなみにiMac Proは1TB→4TBのSSDにすると30万円以上しますよw
ディスプレイと一体型にしてるからいくつもドライブを載せられないんでしょうね。
ということで我がマシンの・・・勝ち!!www
我がマシンのほうが拡張性が高く、ストレージを用途別に分けているので全部吹っ飛ぶことがないのでw
グラボで戦う
我がマシン | iMac Pro(標準) | iMac Pro(フル) |
---|---|---|
GeForce GTX 960 (2GB GDDR5) | Radeon Pro Vega 56(8GB HBM2メモリ搭載) | Radeon Pro Vega 64(16GB HBM2メモリ搭載) |
あとはグラボですね。
私は3D画像の編集も、PCゲームもしていないので、次いで程度に購入しました。
それでも当時は16,000円くらいしましたけどね。今は25,000円くらいはするみたいです。
メモリが高騰してますからね。
iMacProのグラボは規格も新しいもの(HBM2メモリ)で、メモリも結構ありますね。
これは3DCADとか捗りそうですけど動画編集にはいるのか・・・?
そのうち動画編集技術が進化して3Dで動画編集をするようになったら・・・?
うーん・・・。
ということで我がマシンの負け
まぁ3DCADする人にとっては我がマシンは物足りないかなぁ。メモリ2GBしかないから。。。
わたしはちょっとPhotoshopするくらいなので十分というか使いきれてないと思います。。。
周辺機器で戦う
我がマシン | iMac Pro(標準) | iMac Pro(フル) |
---|---|---|
エレコム ワイヤレスマウス Bluetooth BlueLED 5ボタン | Magic Mouse 2 - スペースグレイ | Magic Mouse 2 + Magic Trackpad 2 - スペースグレイ |
マイクロソフト キーボード ワイヤレス/人間工学デザイン Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006 | Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語 - スペースグレイ | Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語 - スペースグレイ |
Macのマウスとキーボードはちょっとよくわかりませんが、私のは少しこだわりがあります。
マイクロソフト キーボード ワイヤレス/人間工学デザイン Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006
エレコム ワイヤレスマウス BlueLED 2.4GHz 5ボタン Lサイズ ブラック M-XG2DBBK
どちらも体に馴染むような作りになっていて長時間使っていても疲れないようになってます。
特にキーボードに関しては左右で若干セパレートされています。こう見えて私はまだブラインドタッチができないためこういったキーボードを使って練習も兼ねようという狙いもありますw
ということで我がマシンの・・・・・・・・勝ち!!!!!wwwww
使いやすそうでコスパもいいのでww
ディスプレイで戦う
あと、スペック表には書いてませんがディスプレイもiMac Proはこだわってるみたいで5Kだそうです。
・・・ん?5K?そんなもんあんの?
てっきり2のべき乗Kしかないと思ってましたが。どういうことなんやろか。
以下がそのスペック
27インチ(対角)Retina 5Kディスプレイ
5,120 x 2,880ピクセル解像度、十億色対応
500ニトの輝度
広色域(P3)
うーんきれいなんだろうなぁ。私の使っているディスプレイはAmazonで買ったASUSのかっこいいモニタ
【Amazon.co.jp限定】ASUS フレームレス モニター 23インチ IPS 薄さ7mmのウルトラスリム ブルーライト軽減 フリッカーフリー HDMI,D-sub スピーカー VZ239HR
解像度は1920×1080ピクセルなのでフルHDですね。
文句は何一つないですけどね。安いし。1万円ちょっとです。
でもさすがにこれは我がマシンの・・・・・勝ち!!!!wwww
だって27インチデカすぎて見にくいし、5Kもあったら動画見たくなって作業中に気が散ってさぼっちゃうもんね。
最後に
とまぁ色々見ましたが、iMac Proはそんなにコスパはよくないですね。
3D系の技術者くらいじゃないと使わなそうだし、使うにしても割高すぎる。
ディスプレイと一体型なのでどうしてもこのサイズでこのスペックが欲しい人でiMacが好きな方なら買うでしょうけどあまりいなさそう。
このスペックが標準になる時代ってほんとに来るのでしょうか。少なくとも10年は来ない気がしますねw
私はこんな高スペックなPCもいいけど、Raspberry Piのようなミニマムな世界で工夫していろんなことをする技術も好きです!
といわけで今回の勝負は総合的に我がマシンの・・・・
勝ち!おい
今回の戦績 6戦4勝2敗
またの挑戦をお待ちしてます。